酒に対して当に歌うべし『医食同源の店 関羽』【高知市帯屋町】

   

カテゴリー「高知での飲み歩き」を追加

どうでもいいことですが,メニューバーに「飲み歩き」がないことに今さら気づき,『医食同源の店 関羽』を記事にするにあたって新規カテゴリーを追加しときました。

そういえば,新ブログにお引越ししてからというもの,「飲み歩き」の記事はあんまり書いてなかったですね。酔っぱらうと記憶が飛びがちな40代です。。。

おびや町小路の名店中の名店『関羽』

さて,先日『医食同源の店 関羽』に伺いました。
友人Kと飲むときはいつも決まってこのお店。おびや町小路にある高知の呑兵衛たちにとっては聖地とも言える名店。

土曜日は開店前に並ぶ店

この日は少し出遅れ,18:30に伺いました。18:00前に満席となることも多いのですが,タイミング良く難なく入店できました。
土曜日なんかは,開店前には行列になるほどのお店なので,どうしても土曜日じゃないと行けないよって方は注意が必要です。

イラレ(土佐弁で「せっかち」の意。)な高知県民が酒飲むために行列に並んでまで行くってお店そんなにないと思いますがどうでしょう?

やっぱり「ゆでタン」から始まる今回のオーダー

瓶ビール@関羽

ビールを飲みながら,今日は何を注文しようかな~と考える2人。
ビールは今時珍しく大瓶,アサヒのスーパードライです。

ちなみにビールは自分で保冷庫から取ってきて,自分で栓を抜いて,最後に本数を自己申告するという独特のシステム。そして,注文はメモ用紙に鉛筆で手書きをして大将に渡すのが決まり。

絶対に外せない「ゆでタン」!

ゆでタン@関羽

「ゆでタン」

まずは「ゆでタン」から。

『関羽』に来れば100%注文する1品。タンを茹でただけ(!?)のものに,練り辛子をつけていただくというとてもシンプルなものですが,これが美味しすぎるのです。

素材の新鮮さももちろんなんでしょうが,企業秘密の茹で方のおかげなんでしょう,肉の旨味が凝縮されたこの美味さはクセになること必至!

東京四谷の某有名店でも食べたことありますが,その「ゆでたん」と比較しても別格の美味さです。

「カクマクのタタキ」

カクマクのタタキ@関羽

「カクマクのタタキ」

続いて,「カクマクのタタキ」を。

前回(3週間前)初めて黒板メニューで見つけて美味しかったので,前回に引き続いてのオーダー。

これ見た目全然美味しそうになくありません?
でもこれが美味いんだな~。玉ねぎとネギの雑な感じがいかにも『関羽』らしい。

カクマクのタタキ-2@関羽

「カクマクのタタキ」

玉ねぎに隠れて分かりにくいので,「カクマク」のアップ。
「カクマク」?⇒「横隔膜」?⇒「ハラミ」でしょうかね~?
例えるなら,いわゆる「酢モツ」のハラミバージョンと言ったところでしょうか。
この「カクマク」がぽん酢となかなか相性が良くって美味いんです。ビールがビールがススム君♪

串は「ハラミ串」を。

ハラミ串@関羽

「ハラミ串」

串は「ハラミ串」をオーダー。

とてもしっかりとした歯ごたえ。噛めば噛むほど肉の美味さを実感する1品です。これ食べると,サン・セバスティアンで食べた赤身のステーキを思い出すんですよね~。

炭火@関羽

ちなみに串ものを焼く炭はコレ。網とかなくて,炭の上にお肉を直で並べて焼く,正真正銘これがホントの“直火焼き”!!

「塩らっきょう」を追加。

塩らっきょう@関羽

「塩らっきょう」

仕上げに「塩らっきょう」をいただきました。

少し垂らされた醤油がいいアクセント。仕上げにぴったりでした。

まとめ

以上のお料理に瓶ビールを5本飲んで今回のお会計は5,800円。1人3,000円を超えることはまずありません。

今回も満足満足!ご馳走様でした~!!

ところで記事のタイトルに入れた「酒に対して当に歌うべし」とは,店内に貼られた曹操の漢詩の冒頭部分です。

對酒當歌
人生幾何
譬如朝露
去日苦多
慨當以慷
幽思難忘
何以解憂
唯有杜康

ストレスの溜まってた友人Kには当にピッタリの詩なんじゃなかったかな?
「ただ酒を飲むしかないではないか!」酒飲みの心をくすぐる漢詩です。

DATA of 『医食同源の店 関羽』

  • 住  所:高知市帯屋町1丁目9番19号
  • 定休日 :日・月
  • 営業時間:17:30~21:00(LO 20:30)
  • 在店時間:1時間30分

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