ケニア=タンザニア国境までのロング・サファリ【マサイマラ旅行記Vol.10】
ロング・ドライブ(ロング・サファリ)
マサイマラの地平線に昇る朝日の光景を堪能した私たち。ロング・ドライブ(ロング・サファリ)に出発です。

マサイキリン(Masai Giraffe)
向かうは,マサイキリンの親子の視線の先。ケニアとタンザニアの国境を目指して進むのです。ヌーの大群に出会うのが楽しみ楽しみ!
1時間ほど上空にいた気球も着陸間近。
一斉に駆け寄るお迎えの車たち。降り立った人たちはあちらでシャンパン・ブレックファストでしょうかね?上空では,さぞかし素敵な景色を堪能したことでしょうね。
ちなみに,今回は搭乗の機会を得なかったバルーン・サファリの料金。ムパタのオプションでは約1時間の飛行で$409〜495とあります。お値段もなかなか素敵です・・・。
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マサイマラの草原で,ヌーの大群に出会った〜!

ヌー(Wildebeest)
ちらほらと目につくようになってきたのは,ヌー(Wildebeest)。
南に進むにつれ,その数は増え始め,
気づけば,ヌーの大群。
「マサイマラの草原で〜
ヌーの大群に出会った〜」(「世界ウルルン滞在記」下條アトム風。)
The Migrationで名高いヌーの大移動。時期的な問題もあって,あまりにも有名なマラ川の渡河の光景を目にすることはできませんでしたが,それでもとてつもないヌーの大群の姿は圧巻という他ありませんでした!
サバンナのど真ん中で朝食をいただくという絶対的非日常
我らがムパタ・サファリ・クラブのサファリ・カーは,その後もサバンナの草原を南へと疾走を続けます。
動物たちはほとんど姿を見せなくなるから不思議。
ムパタを出発して凡そ3時間が経った頃,ようやくその走りを停めたサファリ・カー。それにしても随分と遠くまでやって来たものです。
どうやらここで朝食みたい。
1人1人にランチボックス。中身は,パサパサのサンドイッチにフルーツ,ヨーグルトといった感じ。日常で食べるとすれば,然したることもない平凡な組み合わせながら,
アフリカ大陸のサバンナの大草原の中でいただくとなるとそのお味は格別。
だってこんなところですから。あまりにも絶対的非日常過ぎる環境での朝食は,とても素敵で忘れられない思い出となりました。
お。M子よ。写真を撮る姿もなかなか様になってるじゃないの!
ケニア=タンザニア国境
朝食をいただいた後,その場所からほどない距離にあったこちらの石標。何かと言えば,ケニアとタンザニアの国境。
国境ですよ!国境!!(もちろん線は引かれてませんよ!)
国境ってなんだか興奮しませんか?私だけかな?

ケニア=タンザニア国境
よく見ると「T」と「K」の文字。
あちらがTANZANIA(タンザニア)でこっちがKENYA(ケニア)ということ。とすると,あっちはセレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)ですね。
数十メートル(数百メートルだっけかな?)は行き来しても大丈夫とのことで,もちろん越境しといたのでした(笑)
帰路に出会った動物たち
さて,帰路に就きます。
バッファローに囲まれる!
突如として,バッファロー(African Buffalo)の大群に囲まれました。聞けば,バッファローは,サバンナで最も危険な動物の1つらしい。サファリ・カーに突進して来ることもあるんだとか。

バッファロー(African Buffalo)
めっちゃこっちを睨んでるし・・・。凄い迫力でしたよ。
見上げると,こんな素敵な空が広がっていました。空は青く雲は高い!!
こちらは,シマウマの屍に群がる鳥たち。鳥類はノーマークで区別はあまりつきませんでした。アフリカハゲコウ(Marabou Stork)にハゲワシ(Vulture)だったのかな?
あれはチーター??
サファリ・カーが集まっている場所に行ってみました!どうやらチーターがいるらしい!
ん?どこどこ??
あ!茂みの中に耳出してる!!
あ!顔出した!!
それにしても前日のクロサイに引き続き遠すぎる!!

チーター(Cheetah)
またしてもトリミングせざるを得なかった,こちらがチーター(Cheetah)。もう少し近くで見たかった!
マラ川に浮かぶカバ

カバ(Hipopotamus)
トイレ休憩みたいな感じで立ち寄った施設の傍では,マラ川に浮かぶカバ(Hipopotamus)の姿。
優雅に眠るその姿はさながらトドのよう。

ブチハイエナ(Spoted Hayena)
この日最後の1枚はブチハイエナ(Spoted Hayena)。ハイエナってもっと痩せて貧相な印象だったけど,意外と丸いんですね。
まとめ
約6時間にも及んだケニア=タンザニア国境までのロング・ドライブ。ヌーの大群に出会えたり,サバンナの大草原の中で朝食をいただいたりと,貴重な体験の連続。
ケニア=タンザニア国境では,人為的に人間が引いた国境など,当たり前のことながら何の躊躇もなく自由に行き来する動物の姿が印象的な一方,引いた人間の方は自由には行き来できないという滑稽さに,改めて人間のちっぽけさと大自然の雄大さを感じたりもしたのでした。
「ムパタでのんびり。夜はマサイマラの星空観察!【マサイマラ旅行記Vol.11】」に続く。なお,マサイマラ旅行記の一覧はこちら(↓↓↓)から。