NH821エコノミークラス搭乗記／羽田発深夜便で週末弾丸香港旅行に行ってきた！

2017/04/02 2017/04/03

週末弾丸香港旅行に行ってきました！

前回の記事にも書いたけど，東京出張のついでに香港へ弾丸旅行（1泊4日）に行ってきました。

どうして今回の弾丸旅行に香港を選んだかと言うと，理由は色々とありまして・・・。

本来なら毎年恒例のひとり旅に，今年はゴールデンウィークに憧れのイスタンブールへ行くつもりをしていたのです。

幸運にもANAマイルを利用しターキッシュエアラインズのCクラス特典航空券を発券できていたものの，彼の地での相次ぐテロや政情不安のせいで，イスタンブール渡航にあたって周囲から猛烈な反対に遭いまして・・・。

それでも個人的には大丈夫だと考えてはいたのですが，正月にイエメンから帰省していた友人Kにまで「ヤメとけ！」と言われる始末。イエメンに赴任してる奴からそう言われるとは思ってもみなかったので，それが最後の決め手となって泣く泣くイスタンブールへの特典航空券はキャンセルと相成ったのでありました。

絶対にリベンジするから待ってろイスタンブール！

キャンセルされたイスタンブール弾丸旅行の帰りに寄り道を予定していたのが今回の香港。かつてバックパッカーのバイブルとまで言われ，一世を風靡した沢木耕太郎の小説『深夜特急』の舞台でもあります。

著者が旅行した当時からは40年以上の歳月が経過しているとは言え，『深夜特急』ファンとしては一度はその雰囲気を味わっておきたくって香港に行ってみることにしたのでした。

同級生が香港に赴任しているので，彼がいるうちに行っておきたかったってのも理由の1つ。

ANAラウンジでのんびり過ごし，搭乗ゲートに向かいました。

今回はこちらの106Aゲートから搭乗です。

香港までは約5時間，深夜に羽田を出発して早朝に香港へ到着するという私のような地方在住者にとっても無駄の少ないフライトです。

今回のシートはこちらの29H（通路側）のお席。

シートを倒さずリクライニングできるFixed Back Shellスタイルを採用し，後部座席を気にすることなくリクライニングが可能になったってのが売り。

“シートピッチはゆったりとした31インチ(約79cm)”と公式サイトの説明。

でも，実際に利用してみた感想としては，同じく31インチのシートピッチのBoeing787-8と比べても狭く感じたってのが正直なところ。

リクライニングを使用すると座面が前に迫り出す構造になっているのですが，膝が前の座席に当たりっぱなしで窮屈極まりない感じ。加えてリクライニングの角度自体も浅いので，結局リクライニングを利用しない状態の方が空間が広くなってまだマシってなレベル。

このシートは短距離線ならともかく，長距離国際線では絶対に遭遇したくないですね。

ほぼ定刻に香港へ向けて出発したNH821便。離陸後程なくして機内は消灯，浅い浅〜い眠りに就いたのでした。

到着2時間前，ちょうど台湾上空に差し掛かったあたりで機内の照明が点灯，「おはようございます」の機内アナウンスで目が覚めました。ていうか起こされました・・・。

早っ・・・

機内食（朝食）のサービスが始まって訳。ただいまの時間は3:00・・・。もっと寝ていたい・・・。

機内食はパスしたのでメニューだけのご紹介。こんな時間帯のフライトで機内食のサービスは不要だと思うけどな〜。でも周りを見てたらみなさん食べてたので，そんなこと思うの私だけでしょうかね〜？

再び眠れる予感が全くしなかったので，コーヒーをいただいて完全に目を覚ます方針に切り替えたのでした。

入国カードが配られたのは機内食のサービス終了後。搭乗時にもらえるとありがたいんですけどねー。

入国カードを書いたりしているうちに，あっという間に香港国際空港（香港國際機場；Hong Kong International Airport）に到着したのでありました。

近いぜ香港。むしろ近すぎて睡眠不足必至となるので，深夜便は逆にツラいかも。