鷲羽グランドホテル備前屋甲子宿泊記~絶景の夕陽&夕食編【子連れ岡山旅行記Vol.3】
子連れ岡山家族旅行のお宿は鷲羽温泉『鷲羽グランドホテル備前屋甲子』
初めてのおもちゃ王国を満喫した後は,お宿に向かいました。

『鷲羽グランドホテル 備前屋甲子』
じいじとばあばも一緒の岡山子連れ旅行のお宿は,鷲羽温泉『鷲羽グランドホテル 備前屋甲子』。
おもちゃ王国に引続き,お宿のチョイスもこれまたじいじとばあばのオススメによるもの。それにしても,いかにも「ザ・昭和」な大型旅館(汗)。お出迎え担当の男性従業員は座ってるし・・・。
夕陽百選の宿備前屋甲子
ホテルの入り口には,本日の夕陽の見頃の案内が。これは親切!
でも,見頃の時間よりも,「世界で2番目に美しい瀬戸内海の夕陽」「夕陽百選の宿」の方が微妙に気になってしようがない。
誰が言ったか世界に2番目!?
誰が選んだか夕陽百選!?
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客室
お部屋に案内されるまで昭和の香り
チェックインを終え,お部屋に案内されるまでの間も,昭和の香りがプンプンする館内。
案内してくれた仲居さんも,これまた昭和!
エレベーターが目の前に開いてるのに,お風呂と食事処の案内を続ける仲居さん。エレベーターは別のお客さん乗せて先に行っちゃうし・・・。挙句に,狭いエレベーターには全員が乗り切れないため,先に上がってエレベーターの前で待っていてくださいと。そこであった説明は非常口の案内・・・。
こちらは子連れの身。早く部屋に入りたい・・・。その程度の説明ならフロントでペーパー1枚渡せば済む話。そう思うのは私だけ?
一般和室
そんなことを思いつつ,ようやくたどり着いたお部屋は本館3階のこちらの和室。じいじとばあばは隣のお部屋で,2家族並びで確保できました。
お部屋からの眺め。全室オーシャンビューだったはずなんですがね・・・。まあ,これでも一応オーシャンビューですかね。瀬戸大橋も見えるしね。
でも,瀬戸大橋が見えるということは,お部屋から夕日は見れないってことなんですよね~(瀬戸大橋は宿から東の方角)。
それはともかく,お宿に入ってまずすることと言えば,ビール!
てことで,お部屋の冷蔵庫を見ると,久々に見る翌朝にはロックが掛ってしまうというタイプの冷蔵庫。で,中身のお値段・・・
- ビール 770円
- ウーロン茶 350円
- ミネラル水 350円
冷蔵庫のビールは止めにして,階下の自販機で購入することにしました。コンビニで買ってくるの忘れたのが若干悔やまれる・・・。
展望露店風呂から眺める夕日は絶景だった!
お昼には我慢したビールを1本飲んで喉を潤した後は,お風呂。
貸切家族風呂も利用できるようでしたが,普通に展望大浴場に行きました。泉質としてもごくごくフツーで,いわゆる大型旅館の典型的な大浴場でしたが,大浴場附属の展望露天風呂に出てみて驚きました。
そこには,夕暮れの瀬戸の素晴らしい光景が広がっていたのです。
目の前に広がる瀬戸内海。瀬戸の海に浮かぶ島々や沖を航き交う船,そして水島灘に暮れゆく夕陽。それらが織りなす光景は,絶景と言うほかない素晴らしい景色。
内海ならではの穏やかな波も手伝ってか,海面に映える夕陽が作り出した光の道は,息を呑むほどの美しさ。しばらく見入ってしまいました。
10年近く前にヴィラ・サントリーニ(高知県土佐市)に夫婦2人で宿泊した際の,土佐湾に浮かぶ中秋の名月が造りだした光の道の光景を思い出したのでした~。
伊達じゃなかった世界で2番目に美しい夕陽!
さすがに露天風呂から夕陽を撮影という訳にはいかないし,お部屋からの眺望は望むべくもなかったので,風呂上りにホテルの外に出てみることに。
展望露天風呂の方が海に近いこともあって,より素晴らしい景色が眺められましたが,それでもなかなかの光景。
「世界で2番目に美しい夕陽」は伊達じゃありませんでした。
ちなみに気になったので調べてみたところ,地元岡山出身の写真家緑川洋一氏が,郷里の瀬戸内の海を愛し「世界で2番目に美しい夕陽」と呼んだそう。「世界で1番美しい夕陽」はどこなのか気になるところです。
鷲羽グランドホテル備前屋甲子でのお食事~夕食編
『レストラン碧空』での夕食
夕陽の後は,温泉旅館でのお楽しみの夕食。夕食会場は本館2階の『レストラン碧空』。
席に案内されると,あらかたのお料理は配膳されていました。

「鮑の陶板焼き」
こちらの鮑は陶板焼きでいただくらしい。

「鯛と蛸のしゃぶしゃぶ」
鍋物に,「鯛と蛸のしゃぶしゃぶ」。
「陶板焼きとどちらを先に火を着けましょうか?」と聞かれ,味付けの濃淡を想像し,まずはしゃぶしゃぶから頂くことに。鯛も蛸も瀬戸内を代表する海の恵み。中でも,蛸は下津井名物。鯛も蛸もこういう大型旅館にしては予想外に新鮮で美味しくいただきました。やはり下津井漁港が近いせいでしょうかね?
ちなみに古くから漁港として栄えた下津井。岡山県下で,下津井直送と言えば一種のブランド力を持っているそうですよ。

「お造り4種盛り」
お造りは,「カンパチ,鯛,鮪,甘海老の4種盛り」。
しゃぶしゃぶの鯛と蛸が思った以上に新鮮だったので,こちらも期待できるかと思いきや・・・。
瀬戸内特産でもないカンパチや鮪がイマイチなのはしようがないにしても,しゃぶしゃぶ用の鯛の方が,お造りのものよりも新鮮で身も締まってたのが何だかな~って感じです。

「蛸の唐揚げ」
義母が事前に追加で頼んでおいた「蛸の唐揚げ」。

「茶碗蒸し」
蒸し物には何の変哲もない「茶碗蒸し」。

「和牛の赤ワイン煮込み」
さらに,何故だか突如として蓋物に「牛の赤ワイン煮込み」。
「赤ワイン煮込みです」と運ばれて来た時に,会席料理にしてはあまりにも意外な料理だったので,思わず「何の赤ワイン煮込みですか?」って聞いたら,無言で蓋を開けられただけ・・・。

「鮑の陶板焼き」
台の物(焼き物)に「鮑の陶板焼き」。
ちなみに,イマイチだったお造り(カンパチ&甘海老&マグロ)を鮑の手前で焼いて差し上げたところ,それなりに美味しくいただけました(笑)。
釜飯&デザートは食べ放題
ここまでに紹介したお食事の他にも,珍しく食べ放題のメニューもありました。
鯛と蛸の釜飯に,
お蕎麦。
さらにデザートも。
デザート以外は一応食べてみましたが,釜飯はやっぱり目前で1人分づつ炊かれる方が嬉しいな。
朝食とクチコミ的まとめは次回ブログ記事で
盛りだくさんの夕食とビールでお腹いっぱい。鷲羽太鼓の開演時間を待たず,20時前から眠りに就いてしまうといういつものパターン。
鷲羽グランドホテル備前屋甲子での滞在の様子は,1つのブログ記事にまとめるつもりでしたが,やっぱり長くなり過ぎるので続きは続編ということでご容赦を。