ANAプレミアムクラスのお食事Premium GOZENを高知発着の羽田便で食べ比べ!
2017/05/27
ANAプレミアムクラスのお食事(Premium GOZEN)
今年は青組(ANA派)でプレミアムクラスがメイン!
ANAは平SFC,JALではJGCクリスタルの管理人ですが,ここ数年続いた赤組(JAL派)から今年は訳あって久しぶりに青組(ANA派)メインのスタイル。
そしてこれまた諸般の事情により,プレミアムクラスの利用が非常に多くなっています。今年のプレミアムクラス搭乗実績は,この記事を書いている時点(5月26日)で既に15回,結果として機内で食事をいただいた回数も15回ということにwww
せっかくそれだけプレミアムクラスに乗っているので,今回のエントリーでは,プレミアムクラスのお食事であるPremium GOZENに焦点を当ててみることにします。
プレミアムクラスのお食事Premium GOZENの提供時間帯
プレミアムクラスのお食事Premium GOZENですが,プレミアムクラスの設定がある全ての便で提供されているわけではありません。
- 10:59までに出発する便が朝食
- 11:00〜13:00に出発する便が昼食
- 17:00以降の出発便で夕食
Premium GOZENが提供されるのは以上の時間帯だけと決まっていて,それ以外の13:01〜16:59までの出発便ではPremium SABOという軽食が提供されることになっているのです。
高知〜羽田路線でPremium GOZENが食べられるのはどの便?
高知~羽田間の現行ダイヤ(2017年3月26日〜6月30日)で具体的に見ると,下の表のような具合。
上り便 | 高知→東京 | ||||
便名 | 機種 | 出発時刻 | 到着時刻 | お食事 | |
562 | 76P | 07:35 | 08:55 | GOZEN | |
564 | 738 | 10:15 | 11:35 | GOZEN | |
566 | 32A | 13:30 | 14:50 | SABO(※) | |
568 | 738 | 15:35 | 16:55 | SABO | |
570 | 321 | 18:15 | 19:40 | GOZEN | |
下り便 | 東京→高知 | ||||
便名 | 機種 | 出発時刻 | 到着時刻 | お食事 | |
561 | 738 | 08:10 | 09:35 | GOZEN | |
563 | 32A | 11:25 | 12:50 | GOZEN(※) | |
565 | 738 | 13:35 | 14:55 | SABO | |
567 | 321 | 16:15 | 17:35 | SABO | |
569 | 76P | 18:55 | 20:15 | GOZEN |
(※)566便と563便の32Aによる運航時はプレミアムクラスの設定がなく,不定期の76P,321による運航時のみの設定。
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高知発羽田行きのPremium GOZEN(朝食&夕食)はレストラン『チャオ』
早速,高知発着羽田便でのPremium GOZENを紹介していきましょうか。まずは高知発羽田行きの上り便から。
お食事はお重を模したお弁当スタイルで提供されます。
高知発の便は,高知龍馬空港内にテナントとして入っているレストラン『チャオ』製。
高知龍馬空港を利用することの多い高知県民の人であれば,「何だ,プレミアムクラスの食事と言ってもその程度のものなのか!」とがっかりする人が多いのかも知れませんが,意外や意外これが結構頑張っていて美味しいのです。

「壱ノ重」
- だし巻き玉子
- ほうれん草お浸し
- 鯖塩焼き,はじかみ
- 小海老西京焼き
- 蓮根はさみ揚げ
- 煮物(すり身団子,人参,大根,椎茸,隠元桜麩)

「弐ノ重」
- あさり飯
彩り鮮やかで,どことなく初夏を感じるような見た目。お味も機内食としては上出来のレベルかと。ちなみにご紹介したのは5月のANA562便でのお食事です。
羽田発高知行きのPremium GOZEN(夕食)はミシュラン店『銀座うち山』監修!
一方,羽田発高知行きの下りANA569便の夕食。
2002年にオープンした「銀座 うち山」は懐石料理を基本とし,店主独自の工夫を加えた料理は奥深い味わいが特徴的で食通を唸らせている。どこまでも手を抜くことのない匠の技と厳しい目利きによる素材が織りなす日本料理をゆったりと堪能できる名店。2008年より10年連続,ミシュランで星を獲得し続けている。
こちらのお食事は『銀座 うち山』監修。何とミシュランで星を獲得しているお店です。
一見,高知発は名前だけで負けてる感じがしますよね?ところがどっこい意外と負けてないのですレストラン『チャオ』!
- 出汁巻き玉子
- 赤魚西京焼き
- 茄子田楽
- 鰹角煮
- 桜蒲鉾
- 筍土佐煮
- うぐいす豆,花びら百合根
- 白身魚南蛮漬け(焼き葱,カリフラワー,クコの実)
- 煮物(がんも,人参,筍,椎茸,蕗)
- 帆立ご飯
見た目からしてこちらの方が彩りに乏しく,華やかさに欠けると思うのですがいかがでしょう?
そしてここ最近の羽田発便に共通して言えることなんですが,ご飯ものがどれもこれもイマイチということ。ベチョベチョしてひと塊りになってしまっているんですよね。
“ お箸で切り分けないといけない ” 感じ。
おそらく,製造個数の問題とか機内へ積み込む前の冷蔵(冷凍??)保存の問題とか,色々あるんでしょうねー。
念のため言っておきますが,お味はどれも上品で美味しいですよ。何度搭乗してもプレミアムクラスのお食事は毎回楽しみだし,美味しくペロリといただいている管理人であります。
到底美味しいとは言えない国際線エコノミークラスのお食事(最近,国際線エコノミークラスでは食事は基本的にパスしてます)も,温かい必要は全くないので,冷めても美味しいお弁当スタイルで提供して欲しいなと切に願う今日この頃です。
おまけ〜羽田発高知行きのPremium GOZENの朝食
ちなみに,高知発の上り便は朝食から夕食まで終日メニューが変わることなく同じお食事が提供されているのですが,羽田発の下り便では朝食・昼食・夕食とメニューが全て違います。それが良くもあり,微妙なところでもあります。
こちらはANA561便での朝食。
朝食は軽めなので,カロリーも控えめ。
個人的には朝食としてはちょうどいい量ながら,一般的には少ないかも。どうせ同じ料金払うなら,ミシュランのお店監修の食事を食べたいよ~!と仰る方も多いんじゃないでしょうかね?
まとめ
以上,ANAプレミアムクラスのお食事,しかも高知〜羽田線というローカル路線についてのマイナーなお話でした。
偏にPremium GOZENと言っても,路線や飛行時間帯によって結構な違いがあることがお分かりいただけたかと。高知発便のレストラン『チャオ』,意外と頑張ってますよ!
無論,プレミアムクラスの魅力はお食事だけではありません。機会があればぜひお試しくださいませー。