航空ファンの聖地「航空博物館」訪問記(3)【シアトル旅行記Vol.14】
シアトル「航空博物館」訪問記の最終章
今回の超弾丸シアトル一人旅の中で,最大のハイライトの1つだったThe Museum of Flight(航空博物館)。
航空博物館への行き方の記事も含めると,既に3本の記事を書いたことになりますね。
「航空ファンの聖地「航空博物館」訪問記(3)」。これにて最終章です。
T.A.Wilson Great Gallery
Wings Cafeで軽食をいただいた後,T.A.Wilson Great Gallery(グレート・ギャラリー)へ。グレート・ギャラリーには,ガラス張りの展示室に40機を超える歴史的機体が展示されています。

Lockheed M-21 Blackbird
中でも目玉が,ギャラリーのど真ん中に鎮座するLockheed M-21(ロッキード M-21)。愛称はBlackbird(ブラックバード)。背面に偵察用無人機D-21が搭載された状態で展示されてます。
マッハ3を超える速度で飛行したというこんな高高度偵察機が,1960年代半ばにして開発されていたというのは驚きという他はないですね。

Boeing 80A-1
この3発複葉機はBoeing 80A-1(ボーイング 80A-1)。
ボーイング社が初めて旅客を乗せて飛んだ飛行機らしいです。また,歴史上初めて,女性客室乗務員が添乗したことでも有名なんだとか。何でも,乗客の恐怖を和らげるのに役立ったそうで。

Douglas A-4F Skyhawk II
こちらは,Douglas A-4F Skyhawk II(ダグラス A4-F スカイホークII)。
傑作機として名高いアメリカ海軍の艦上攻撃機のBlue Angels(ブルーエンジェルス=アクロバット飛行隊)バージョン。

McDonnell F-4C (F-110A) Phantom II
グレート・ギャラリーには,こんな風に本当に数多くの航空機が所狭しと展示されてます。この写真で雰囲気分かってもらえますかね?
写真左下はMcDonnell F-4C Phantom II(マグドネル F-4C ファントム)。ベトナム戦争に投入された実機。平和への願いをこめてここに納められているそうです。

Wright Flyer Reproduction
ライト兄弟のWright Flyer(ライトフライヤー)のレプリカ(1903)もありました。
年代を追ってここまでの航空機を紹介すれば良かったのですが,このライトフライヤー号が初飛行に成功したのは1903年12月のこと。その際は,4回の飛行で延べ59秒,約260mの飛行だったそうです。これまで紹介した飛行機のその後の進歩の歴史の凄まじさに驚きです。
キリがないので次行きましょうか。
Charles Simonyi Space Gallery
次いで,道路を挟んで反対側のWEST CAMPUSにあるCharles Simonyi Space Gallery(スペース・ギャラリー)へ。

NASA Full Fuselage Trainer
スペースシャトルですね〜。ただし本物ではないみたい。
内部も見学できたものの,なぜか航空機ほどは心ときめかず。
再度EAST CAMPUSに戻り,ショップ(土産物店)をしばし覗いてから市内に戻ることにしたのでした。結構いいものありましたよ〜。
なお,航空博物館への行き方&帰り方については,別記事に詳しく書いてありますので,そちらをご参照くださいね。
まとめ
3時間ほどかけてたっぷりと見学をしたThe Museum of Flight(航空博物館)は,とにかくもう大満足!おそらく1日中いても楽しめたはず。好きなものをじっくりと自分のペースで見て回る。一人旅ならではの醍醐味かも。それにしても,これで$20.00の入館料は格安!!
現地ツアーで行く方法もあるようですが,それだと個人的には時間が足りない上に高いし,バスで来て大正解!「街歩き&Kress Supermarketでお買い物【シアトル旅行記Vol.15】」に続く。
なお,今回のシアトル旅行記のまとめ(目次)はこちら(↓↓↓)から。
Data of 『 The Museum of Flight(航空博物館)』
- 住 所:9404 East Marginal Way South, Seattle, WA 98108
- 営業時間:10:00〜17:00
- ホームページ:http://www.museumofflight.org/
- 口コミサイト:4Travel,TripAdvisor,Yelp