昔懐かしい『純手打ちラーメンとがの』のチャーシュー麺【高知市本町】

25年ぶりの『純手打ちラーメン とがの』

先日，京都の『本家 第一旭 たかばし本店』でラーメンを食べた話を書きました。

京都では知らない人はいないんじゃないかと思われるほどの有名店。みなさんが「昔懐かしい中華そば」と絶賛しているのを見たりしているうちに，何だか私も昔懐かしいラーメンを食べてみたくなってしまいまして。

伺ったのは『純手打ちラーメン とがの』。大橋通りから電車通りを南へ3ブロック下ったところに昔からあるラーメン屋。

中高が近所にあったので，学生時代（高校生）に部活仲間とちょくちょく通っていたのも今は昔。それ以来の訪問なので，おそらく25年ぶりのとがのさんなのであります。

お店の前のコインパーキング（※）に車を停めて中に入ると，25年前から時間がまるで止まったままのような懐かしい内観。

（※お店の隣に駐車場が2台あるらしいのですが，分からなかったので前のコインパーキングに駐車しました。）

表通りに面したところでバーン！バーン！！と麺を打つご主人の後ろ姿は昔と変わらず，手前でそれを慎ましく見守る奥様の姿が微笑ましく感じるのは，お互いに歳を重ねたせいでしょうかね。

それにしても，ご主人が麺を打ってそれを何本もの細い麺に伸ばしていく（×切る）工程は，今見ても素晴らしき職人芸です。

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手打ちで打ち立ての麺が楽しめる『とがの』のラーメンメニュー

純手打ちラーメンとがのとの店名のとおり，此方は手打ちの麺がウリのラーメン店。うどん屋で“手打ち”は当然のことながら，ラーメン屋で“手打ち”の店を私は他に知りません。

以上のラーメンの他には，やきそば（650円）で手打ち＆打ち立ての麺が味わえます。他にも日替わりや唐揚げなどの定食メニューもあったりします。

お金のなかった学生時代，決まって頼んでいたのは最安の「とがのラーメン」。そう言えば学割があった！

大人になった私は，180円の差は気にならないので，かっこ良く「チャーシュー麺」をオーダー（笑）

昔懐かしいチャーシュー麺（680円）

思いのほか早く，ものの3～4分ほどで着丼した感のする「チャーシュー麺」（680円）。

10代の頃なんて，ラーメン屋でラーメン食べるってだけで美味しかったもので，味なんか全く覚えているはずもなく，まずはゼロベースで少し白濁したスープから啜ります。

此方は昔ながらのラーメン屋さんゆえ，そのスープが現在流行りの無○○であるべくもないものの，あっさりとしていて軽く，意外と飲み進んでしまう優しいお味。少しだけ投入された炒り胡麻がいい仕事してるし。

チャーシューもこれまた昔ながらの薄くて肉の甘味や旨味がほとんど残ってない感じのもの。チャーシューの下にはもやしとコーン。

それぞれに特筆すべきものがないながらも，それらが相俟って何だか懐かしくも美味しく感じるから不思議なものです。『本家 第一旭 たかばし本店』で観光客のみならず，地元の人が絶賛の口コミを寄せておられるのも，今にして思えばそういうことだったのかも知れません。

そして秀逸だったのが，自家製打ち立ての麺。そんなにコシを感じる類のものではないものの，さすがに手打ちで打ち立ての麺は，ツルッとしていて透明感があって，それでいて抜群の喉越し！

いや～，この麺美味しいですね～。

ラーメンの麺で喉越しがいいと感じたのは初めての経験です。

手打ち麺の透明感伝わりますかね？透明感をお伝えしたくて久々の麺リフトです（笑）

喉越しの良さもあって，あっという間に完食。ごちそうさまでした！

店を出る時に，麺を打ちながらもこちらを振り返ってくれた店主の笑顔が，とても素敵でした。

まとめ

25年ぶりの『純手打ちラーメンとがの』は，純手打ちの麺が自分の記憶以上に美味しかったです。また伺いますね。次回は初心に戻り「とがのラーメン」にしましょうかね。

何だか懐かしい余韻に浸りつつ，ぼーっと車に乗り込み通りに出ようとしたその時です。ハッと我に返りました。

いかん！駐車料金払ってな～い！！

急いで車をバックし，精算機で駐車料金を払おうとしたものの，まさかの精算不能・・・。

ん？10分も経ってない・・・とか？？ひょっとしてまだフラップ上がってなかったのかも・・・。悪意の不正駐車ではありませんのでご容赦をm(__)m

随分お後がよろしくありませんで・・・。

DATA of 『純手打ちラーメン とがの』

• 住　　所：高知市本町2丁目5番13号
• 電話番号：088-822-9292
• 定休日　：不明
• 駐車場　：店舗隣の5番，6番
• 営業時間：昼 11:30～15:00／夜 17:30～22:30

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