久々のさぬきうどん巡り。1軒目は超有名店『やまうち』で「ひやひや」！【まんのう町】

2015/05/17 2017/05/14

久々のさぬきうどん巡り！

久しぶりに，香川まで車を飛ばしてさぬきうどんツアーに行ってきました。

久礼で開催されている『第26回かつお祭り』に行くプランもあったけど，前回の奈良への旅行の帰りに，うどん巡りをできなかったのが心残りだったので，悩んだ末にうどんツアーを選択。

1軒目に選んだお店は『やまうち』。今となっては伝説と化した琴平にあった名店『宮武』の流れを汲む超有名店です。

辺鄙な場所にあると紹介されることが多いですが，高知から行く場合は意外と1番近い部類のお店であったりします。それに釜揚げの名店『長田in香の香』や『山越うどん』と並んで個人的3本の指に入る大好きなお店なので，1軒目に行くことが多いのです。

（注　ちなみに『山越』では「釜玉」ではなく，いつも「かけ」です。）

『やまうち』には9:00過ぎに到着。先客もさほど多くなく並ぶ必要もなし。

GWなどの繁忙期でも，お店のオペレーションが素晴らしいので客の回転が良く，さほど並ぶ必要もないのがこれまた魅力的。どんなに美味しくってもあまりにも長いこと並んでまで食べるのは苦手です。。。

店内の様子。せっかくなので注文方法もご紹介。

セルフ初心者でも超簡単！！

メニュー部分を拡大。

基本は，

の3種類。至ってシンプル。それに「小」「大」「特大」を組み合わせるだけ。

かけうどんの頼み方は，今や宮武系の代名詞となった「あつあつ，ひやあつ，ひやひや」で。
ご存じない方のために念のため。慣れれば簡単。要は，「麺」＆「だし」の「冷」＆「熱」の組合せ。

どれも好きなんですが，季節によって食べ分けることが多いかな。冬は「あつあつ」，夏は「ひやひや」，春と秋は「ひやあつ」といった感じ。

「ひやひや大」

約半年ぶりの『やまうち』。今回は「ひやひや」の大にしました。いつも，小にして後で後悔することも多いし，娘＠1歳10ヶ月もますます良く食べるようになったので，1軒目からの大！

“麺はねじれ，縮れが入ってエッジが立った，珠玉の田舎麺”
“イリコの効いた麺によく絡むだし”

て書きたいとこですが，今回は時間帯のせいか少しハズレでした。。。

麺は普段よりも細く，コシがあるというよりもかなり緩々。だしは，普段よりも相当しょっぱかったです。『やまうち』でだしを飲み干さずに残してしまったのは初めての経験。

まあ，うどんは生き物ですからね。タイミングが悪かったということで。
やっぱり朝一（朝は9:00～って書いてますが，8:30くらいに行ってもオープンしてたりします。）か，もっと混雑しそうなタイミングがいいんでしょうかね。もともと当たり外れが比較的多いお店という印象は強いですね。

それでも通ってしまうのは，「アタリ」に当たった時の強烈な喉ごしの良さと，エッジの効いた麺とイリコがガツンと効いた出汁との一体感がハマって，「うどんは飲み物！」ってのを実感する瞬間を知ってるからなんでしょうね。

「げそ天」

サイドは，いつものとおり「げそ天」。
昔はもう少し大きかった気もするけど，それでもこの「げそ天」は外せません。

これまた宮武系の代名詞，『藤原屋』の天ぷらですね。全然サクッとなんかしてなくて，良く言えば「しっとり」，悪く言えば「べっとり」としてるんですが，これがうどんとは合うんですよね。

関東の方なんかは，「こんなの天ぷらじゃない！！」って怒る方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが，これは香川や高知ではれっきとした天ぷらなんですよね。

お上品なお蕎麦には，「サクッ，カリッ，ジュワッ」な天ぷらが合うと思うけど，おうどんにはやっぱりこういう天ぷらなんです。

ちなみに，うどんにオンするよりも，セパレートが好みです。

今回はちょいとハズレに当たったようで，せっかく大を頼んだのに少し残念な印象。次回に期待することにします！次回はやっぱり8:30くらいに訪問しよっと！