大阪で鰻!『美味鰻彩うな次郎』のパリフワうな重に舌鼓!【南森町】
大阪で鰻が食べたい!ブックマークしてた鰻専門店へGo!!
ちょっと所要があって友人と神戸に行ってまして。
ついでと言ってはなんですが,せっかくなので大阪まで足を伸ばし,前から気になってた鰻屋さんに寄らせてもらいました。

『美味鰻彩 うな次郎』
お店は,南森町駅からほど近い『美味鰻彩 うな次郎』さん。なかなか評判のお店みたいで,ブックマークしたのが2~3年前くらいのこと,念願叶って今回が初訪問のうな次郎さんなのです。
『美味鰻彩 うな次郎』のランチメニュー
お店に入って席に案内され,まずはメニューをチェック。
平日限定10食のみの「うな次郎ランチ」
- うな次郎ランチ 1,400円
まずは,平日限定10食だけという「うな次郎ランチ」。半尾とは言え,うな重にだし巻き,吸物(×肝吸),香物が付いて1,400円ならお得ですね。
定番のうな重
- うな重(並) 1,800円
- うな重(上) 3,100円
- うな重(二段重)4,500円
定番のうな重は3種類。違いは質ではなく鰻の量の違いで,並(半尾)→上(1尾)→二段重(1尾半)と半尾づつ量が増えるみたい。どのうな重にも,う巻き,小鉢,肝吸,香物が付いているから,純粋に鰻の量と違いってことでしょうね。
うな次郎特製丼ぶり
- ひつまむし 1,800円
- まぶし丼 3,300円
丼は2種類。こちらも気になりますね~。いわゆる「うな丼」はないんですね。
「ひつまむし」が半尾の鰻,「まぶし丼」は1尾で薬味と出汁,肝吸と香物が付属。小鉢はまぶし丼の方だけと意外と細かいところに違いが。
注文を終えて店内を見回すと,客の入りは5割くらい。大阪のビジネスマンはいいもの食べてますね~。
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美味しい「うな重(上)」に舌鼓!
少し悩んだものの,ここはやはり定番のうな重からということでうな重(上)(3,100円)をオーダー。
焼き上がりに20~30分くらいはかかるだろうと思っていたところ,意外と早く10分ほどで運ばれてきました。
皮目がパリッと香ばしい関西風の焼き

「うな重(上)」
「うな重(上)」です~♪
贅沢にも国産の青口鰻が丸々1匹!まずはそのまんまパクリと頬張ると・・・
パリッ!サクッ!!フワッ!!!
美味しい!これはウマウマ~(#^.^#)
これですよこれ。皮目がパリッとしたいかにも関西風の香ばしい焼き。身の方は,脂の乗りも程よくふんわりととろける食感。鰻自体は少し小ぶりながらも,完璧に私好みの焼き加減な鰻ちゃん。
タレの方は,甘ったるくはなくさらっとあっさりとしているから,いくらでも食べられそう。少し硬めに炊かれたコメにかけられたタレの量もちょうどいい塩梅です。
粒山椒をミルで挽き,その挽き立てを振りかけると,鰻の美味さがより引き立ち,夢中で食べ進んでしまうというもの。
肝吸もウマ~
そして「肝吸」。
椀底に沈んでいて写真からは分かりづらいですが,とても大ぶりの肝が1つ。ダシの香りは少し弱いながらも,プリっとした食感の肝がとても美味。肝吸の肝を美味しいと感じたのは実は初めての経験です。
「う巻き」は案外フツーでした。
思わず日本酒が欲しくなった山椒煮
こちらの「山椒煮」はひょっとしてサービスだったかな?
山椒がピリリと効いていて,うな重の付け合せというよりは日本酒が欲しくなるような1品でした。前夜からビールを飲み続けていたので,ここでは我慢我慢。
挽き立ての紀州粒山椒
ところで卓上調味料。一味に山椒と追加のタレ。ここまでは普通ですが,左にあるのが先にも少し触れたミルで挽き立てをいただけるという粒山椒。
山椒の香りや辛味の成分は,外気に触れると蒸発して少なくなっていきます。
それは石臼やすり鉢で挽いた時でも同じです。
「少しでも香りを失くさず,お客様にご賞味して頂けるようにするにはどうすればよいのか?」
そう考えた結果!!!
お客様ご自身で挽いて頂くという事にたどりつきました。だからこそ,うな次郎ではミル付の粒山椒を御用意しました。
ナルホド!これは嬉しいこだわり!!
まとめ
鰻は大好きなのですが,実はうな重を食べたのは本当に久しぶりでした。
近年の価格の高騰も然ることながら,高知では自分の好みのうな重になかなか出会えなかったというのが最大の理由。鰻の味以前に,それは多分に焼き加減の好みの問題。
それでも昔は高知の鰻でも十分に満足してた管理人ですが,出張で訪れた愛知の香ばしい鰻の味を知ってしまってからは,完全に舌の好みが変わってしまい,どれもイマイチという感じで。
そんな中,今回訪れた美味鰻彩 うな次郎のうな重は,久々に出会えた好みのもので,本当に大満足できました。このご時世に梅田から1駅の場所でこの価格なら良心的と言うもの。夜はうなぎ居酒屋として色んなメニューが楽しめるそうですから,機会を見つけて行ってみたいものです。
そろそろ「皮がパリッ」と評判で,高知で最後の砦として敢えて未訪にしたままの『かね春』さんに行ってみるのもいいかも知れません。
DATA of 『美味鰻彩 うな次郎(びみまんさい うなじろう)』
- 住 所:大阪市北区紅梅町3-14 ヤマツタビル 1F
- 電話番号:06-6356-2239
- 定休日 :年末年始
- 営業時間:昼 11:00~14:30(LO 13:50)/夜 17:00~21:30(LO 20:40)