プールにiPhone水没!海外旅行保険【off】を請求したら携行品損害で補償されてラッキーだった話
マリーナ・ベイ・サンズのプールにスマホ(iPhone6)水没・・・
前回に引続き,子連れシンガポール旅行記番外編です。
マリーナ・ベイ・サンズの屋上にあるインフィニティ・プールに,不注意でiPhone6を水没させてしまった話は既に書きましたよね?
1月に行ったプーケットでも,ダイヤモンド・クリフ・リゾート&スパのプールにiPhone6を水没させたので,わずか3ヶ月の間に2度もスマホを水没させてしまうというありえない大失態なのであります。
不幸中の幸いと言うべきか,たまたまAppleCareに加入していたので,2度とも交換修理は7,800円の負担で済みました。ずっとiPhoneを使っている管理人ですが,Apple Careに加入したのは初めてのことだったので,それだけでもラッキーだったのです。
だって普通に交換修理すると,37,584円かかるんですから^^;
今回のシンガポール旅行こぼれ話は,それ以上にラッキーなことが起こったって話です。
結論から言うと,旅行前に加入していた海外旅行保険の携行品損害で,Apple Careに入っていなかった場合の交換修理費用(=つまり37,584円)が支払いされることになったのです。
しかも今回のシンガポール旅行だけでなく,プーケット旅行の際にも同じ海外旅行保険に加入していたので,その際の水没に関しても遡って請求し,同額(37,584円)が支払われたのでした。
シンガポールで水没させてしまったことで,過去の水没も遡って請求できることが判明し,保険金を受け取ることができたという点でもラッキー。
これ順番も結構大事だと思うんですが,もし
⇩
②保険金請求&受取り
⇩
③シンガポールで水没
⇩
④保険金請求&受取り
の流れでやっていたとしたらまるで保険金詐欺のような話です・・・。
結果的に①→③→④→②という流れになったことで,そんな疑いも持たれることなく,そう言った意味でもラッキーでした。
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損保ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険【off!(オフ)】
何度も救われた損保ジャパンの海外旅行保険
さて,旅行直前に駆け込みで加入していた海外旅行保険は,損保ジャパン日本興亜の新・海外旅行保険【off!(オフ)】。
2歳9ヵ月の愛娘を連れた子連れ旅行だったので,現地での万一の場合の治療費に備え,加入しておきました。シンガポールの医療費は高いとも聞くし,クレジットカード付帯の保険だけでは娘の分の保障としては不十分だと考え加入しておいたもの。
off(オフ)は,これまでも何度か加入したことのある海外旅行保険で,過去には台風で渡航できなかった幻の台湾旅行や,飛行機の遅延で帰国が遅れることになったウィーン旅行の際に航空機遅延費用の支払いを受けたことがあったりと,我が家としては相性のいい海外旅行保険なのであります。
携行品損害ってどんな場合に保険金が支払いされる?
帰国後に,携行品損害が付帯していたことをふと思い出し,新・海外旅行保険【off!(オフ)】のホームページを見てみたところ,携行品損害保険の支払いがされる典型例として,海外旅行中に,カメラをうっかり落としてしまい,壊してしまった場合が挙げられています。
海外旅行中に,スマホをうっかり水没させてしまい,壊してしまった。
何だかイケそうですよね?より詳しく見てみると,
保険のお支払い対象となる期間中に,お客さまの持ち物(バッグ,カメラ,時計,衣類,旅券など)が盗まれる・壊れる・火災などの偶然な事故で損害を受けるなどした場合,持ち物1つ(1個,1組または1対)あたり10万円(乗車券等である場合は合計して5万円)を限度として,その時点での価格(時価),または修理費用のいずれか低い額をお支払いします(自己負担額はありません。)。
また携行品損害保険金額を,保険期間中のお支払いの限度とします。ただし,携行品損害の保険金額が30万円を超える契約の場合,盗難・強盗および航空会社等寄託手荷物不着による保険金の支払限度額は30万円となります
要は,持ち物が盗まれたり不注意で壊れてしまった場合に,時価(購入金額から経年経過による減価償却を控除した後の金額)もしくは修理費用のいずれか低い方の額が支払われるってことのよう。
盗まれた時に保険金が支払われるのは当然としても,「不注意」で壊れた場合も大丈夫!ってのがポイントですね。
やっぱり何とかなりそうであります♫
携行品損害の請求から必要書類,保険金受取に至るまで
保険金の請求をしてみた!
損保ジャパン日本興亜の事故受付担当デスクに電話をしたところ,やはり保険金が支払われそうな感じだったので,早速請求をすることにしました。
以下,同じような経験をする方の参考までにということで,請求に必要だった書類等について簡単に記しておきますね。
必要書類等
保険金の請求に必要だった書類は次のとおり。
- 保険金請求書
- 出入国確認資料
- 被害品購入証明
- 損害品の写真
- 損害額の立証書類
順を追って簡単に説明をしていきますね。
保険金請求書
まずはどの保険請求にも必要となる保険金請求書。
ホームページからダウンロードできるようですが,電話で受付けをしてくれた担当者が郵送してくれました。
記載の上で特に難しいところはありません。④の事故の状況を説明する欄に第三者による現認書というのがあって,第三者証明が一見必要そうですが,求められることはありませんでした。
出入国確認資料
名前・日本出国日・日本帰国日が確認出来る書類ということで,
- eチケットの両面コピー
- 搭乗券の半券
- 旅行日程表
が例示されていました。私の場合は搭乗券の半券のコピーを送付。
被害品購入証明
被害品,つまりiPhone6をいついくらで購入したのかを証明するために必要な書類。
領収書とか保証書とか,あるいは割賦購入申込書の類ですが,残してない人がいかにも多そうな書類です。私の場合は幸いにもソフトバンクのオンラインショップで購入したものだったので,メールの履歴から購入日と購入金額の確認ができたので,そのメールをプリントアウトしたものと,クレジットカードの利用明細を添付したらOKでした。
もし領収書等を紛失してしまっていたとしても,保険金の請求を諦めるのはちょっと待ってくださいね。
担当者と電話で話した感じでは,その場合は「領収書が残ってないということと,いつ頃にいくらくらいで買ったものなのか大体でいいので,その旨を記載してください」と言われましたから。
損害品の写真
お次は損害品の写真。本来なら故障したことを証明するために,破損個所等の写真が必要なんでしょうが,すでに交換修理済みだった旨を伝えると,その写真でいいってことでした。
こんな写真を送っておきました。
損害額の立証書類
最後に損害額を立証する書類。修理前であれば見積書,修理後であればその領収書が必要となるそう。
私の場合,先に書いたとおり修理は終わっていたのでその領収書を添付したのですが,それ以外にもAppleCareに加入していなかった場合に本来ならいくらかかったのか?という見積書をカメラのキタムラさんに出してもらい,それも添付しました。
そうすることで,修理代実費の7,800円だけでなく,37,584円(/1回)が支払われることになったので,これから請求する人はご留意くださいね。
まとめ
以上,海外旅行保険に入っといて本当に良かった!って話をまとめてみました。
保険には入ったものの,実際にこんなことでも支払いがされるってことまでご存知ない方も多いのではないかと思い,記事にしてみました。これまたどなたかの参考になれば幸いであります。
なお,プーケットも今回のシンガポールも,3泊5日の旅程で家族3人合わせた保険料はわずか2,920円だったことも付け足しておきます。
P.S.実はクレジットカード付帯の保険にも携行品損害がついてるのがありまして,ちょっとここいらできちんと手持ちのクレジットカードの保険を整理しとかないといけないと思っている管理人であります^^;
もうちょっとだけ旅行記は続きます。「マリーナベイ・サンズに泊まってみたらクチコミ&予想に反していいホテルだったのでその感想をまとめてみた」に続く。なお,シンガポール旅行記の一覧はこちら(↓↓↓)から。