再訪の『蕎麦 流石』。2016年もミシュランで星を獲得した店で名物のひやかけを食べてきた!【中央区銀座】
どうしても再訪しておきたかった『蕎麦 流石』
『吉野鮨本店』で江戸前寿司を満喫し一度高知の自宅に戻った翌日,再度の出張で上京した管理人。その夜は,高校時代の同級生と約束をしてました。
お店のチョイスは私の手に委ねられ,いろいろと考えたものの最終的にたどり着いたのは1年2ヶ月ぶりの『蕎麦 流石』。
今回で2度目の蕎麦 流石ですが,前回もその友人M子と行ったもの。お酒の飲み方と言い,店の趣味と言い,さらには話題に至るまで気の合う呑兵衛な2人。
2016年も『ミシュランガイド東京2016』で星を獲得したらしい此方のお店は,1人で行く感じのお店でもないし,かと言って誰とでも一緒に行けるようなお店でもなく,趣味の合うM子との半年ぶりの飲みの機会を狙って選択したという訳。
この機会逃したら次にいつ行けるか分からないしね。
余裕を持って予約しておいた時間より少し早めに到着。店の外には本日の蕎麦の産地と品種が貼り出されています。

『蕎麦 流石』
程なくM子もやって来て一緒に入店。
前回と変わらぬ凛とした佇まいに心躍りながらも身を引き締めての入店です。
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ミシュラン店の蕎麦前
カウンター席じゃなくて無念・・・
暖簾をくぐり予約名を告げて通されたのは,テーブル席のある広間の方の片隅に設けられた柱を前にしたカウンター席でした。無念・・・。
前回のように店主と相対した大人の隠れ家感溢れる白木のカウンター席を期待していたものの,直前の予約だったししようがないですね。
蕎麦前のお品書き(メニュー)
気を取り直して参りましょう。まずは生ビールをお願いしてメニューをチェック。
- 酒肴盛合せ 1,200円
- そばがきの揚げ出し 1,500円
- 鴨ロース 1,500円
- にしんの旨煮 1,800円
- 桜海老のかき揚げ 1,500円
気になった蕎麦前のメニューはこんな感じ。なお,詳しく知りたい方は前回記事をご参照くださいね。
今回もコースではなく,アラカルト
少しの蕎麦前があれば十分な2人は,今回もコースではなくアラカルトで攻めることに。
ちょっと印象の薄かった突出し。
そば味噌はやはり絶品!

「酒肴盛合せ」
まずは2人の意見が一致してチョイスした「酒肴盛合せ」(1,200円)。左からわさび海苔,そば味噌,わさび漬の三点盛。
前回訪問時の記憶が鮮明に残っていてオーダーしたのですが,やっぱり美味すぎる「そば味噌」。柚子風味の甘辛な味噌とクリスピーなそばの実の組合せが実に鮮烈。これさえあれば,いくらでもお酒が飲めますね〜。ただ,前回以上に「わさび海苔」と「わさび漬」が平凡に感じたから,次回があるなら「そば味噌」の単品(500円)でいいかも。
たまらず生ビールをおかわり〜!M子は日本酒に早々と変更。

「焼き油揚げ」
続いて気になったものをそれぞれ1品づつ選ぶことに。私のチョイスは「焼き油揚げ」(800円)。
何故にミシュラン一つ星の蕎麦屋で「焼き油揚げ」だって?前回食べた蕎麦前がどれも絶品だったから,この店ならどんだけ凄い「油揚げ」が出てくるか期待したからですよ〜。
結果,特に大豆の甘みが凄いとかそういうのは全くなく,ごくごくフツーのものでした(苦笑)
この辺りで生ビールから私も日本酒に変更。なお,獺祭や鄙願といった超有名どころが並んでましたが,銘柄の選択はM子に任せたので私の記憶にはあまり残ってません。
ふと辺りを見回すと,周りの客はみなさんコースを頼んでいる様子。話は盛り上がっているようですが,お酒はあまり進んでないみたいですね〜。うちらの飲み方が早すぎるのかな??

「無農薬野菜の天ぷら盛合せ」
M子のチョイスは「無農薬野菜の天ぷら盛合せ」(1,600円)です。
残念なことにこの天ぷらが全くいけてない・・・。よく言えば油を感じずサクッと揚がっている,悪く言うと揚げ過ぎていて野菜の水分まで出尽くしている・・・。ブロッコリーに至っては焦げた味しかしなかったし・・・。
〆の蕎麦は名物の「ひやかけそば」

「ひやかけそば」
日本酒を3合ほど飲んだところで,〆は迷わず流石名物の「ひやかけそば」(1,000円)。
前回味見をしただけのこのひやかけそばを食べるために再訪したと言っても過言ではありません。超極細の十割蕎麦をあっさりしたかつお出汁の冷たいつゆで頂くという,見た目からしても余りに潔い蕎麦。
流石に美味しく,つゆも一滴残らず飲み干してしまいました。ただ,前回よりも少し腰が弱く,喉越しもイマイチに感じたのは気のせいでしょうかね?
唯一の薬味は梅おろし。「最初はそのままでお召しあがりいただき,途中で梅おろしを入れるのが当店のオススメです」とのことでしたが,私はあえて梅おろしは別でいただいたのでした。
まとめ
久々の再訪となった『蕎麦 流石』でしたが,2人の感想としては前回感じた鮮烈な印象とは少し違うものでした。
それは多分に案内された席の違いが大きいのかも。此方のミシュラン一つ星の蕎麦屋では,カウンター席に座ってこそ,その本領を感じることができるのかも知れません。
次回はカウンター席を確保してから訪問すべし!
2人とも一致した意見で二次会に向かったのでした。
DATA of 『蕎麦 流石』
- 住 所:東京都中央区銀座2丁目13番6号 東二ビル2F
- 電話番号:03-3543-0404
- 定休日 :日曜日・祝日
- 営業時間:平 日 11:30~14:00/17:30~22:00(LO21:30)
土曜日 11:30~14:00/17:30~21:00(LO20:30) - ホームページ:http://ginza-sasuga.jp/