新橋駅前ビルの立ち食いそば『おくとね』で名物のまいたけ天そばを食べてきた!【港区新橋】
2017/05/20
新橋で屈指の人気立ち食いそば『おくとね』で「まいたけ天そば」
サラリーマンの聖地新橋に,『おくとね』という立ち食いそば屋さんがあります。

『おくとね』
『おくとね』と言えば舞茸天そば!舞茸天そばと言えば『おくとね』!と言われるほど有名なお店で,今回,東京出張の際に行ってきたのでその様子をレポート!
人気の「まいたけ天そば」をいただいてきましたが,噂に違わず美味しかったですよ!!
お店の場所は昭和の哀愁漂う新橋駅前ビルの地下
お店はJR新橋駅の東側に立つ新橋駅前ビル1号館の地下。
この新橋駅前ビルってのが見てのとおりの“ザ・昭和!”な感じのビル。東京の駅前でこんなレトロなビルが残っているのは新橋ならではじゃないですかね。
新橋駅前ビルには喫茶店や居酒屋,ラーメン屋に立ち飲み屋と色んな飲食店が入っているのですが,特に夜には昭和の哀愁が漂う猥雑でディープな世界が広がっています。
確かこのビルに足を踏み入れるのは2階にある『三笠バル』で飲んで以来だから,2〜3年ぶりのこと。
汐留改札からは地下通路で繋がっていて徒歩で約1分。雨でも濡れることないから便利な立地。
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店内の様子とメニュー
完全スタンド式の立ち食いそば
両脇の壁側にカウンター席,中央の島にはテーブル席が配されている店内。立ち食いそば屋といっても座れるお店が増えている昨今にあって,こちらのお店は完全スタンド仕様の立ち食い店です。
テーブルの下はこんな感じで荷物が掛けられるようになっていて,そんな配慮は何気に素晴らしいかと。
メニュー
注文は,お店に入ってすぐ左手の券売機で食券を購入して,奥の厨房に渡す仕組み。
- かけそば 270円
- たぬきそば 340円
- きつねそば 340円
------- - コロッケそば 380円
- 天ぷらそば 440円
------- - まいたけ天そば 450円
------- - ざるそば 380円
- 冷したぬきそば 390円
主だったメニューはこんなところ。
それにしても,店のすぐ外にあった
- 本格土佐かつおダシ
- カルシウムイオン水
- 極上!奥利根舞茸
って書かれたこの謳い文句が,新橋駅前ビルというその立地も手伝ってか,ハンパなく胡散臭く感じるのは気のせいでしょうか?
ていうかカルシウムイオン水って何?アルカリイオン水のこと??
名物の「まいたけ天そば」が美味い!

「まいたけ天そば」
オーダーしたのはもちろん「まいたけ天そば」(450円)。注文してから1分ほどでの着丼。
早速いただいてみることに。
そばは冷凍麺らしいですが,ヘタな茹で置き麺よりコシがあっていい感じ。そばつゆは甘く,これだったらうどんとだって合うのかも知れません。お江戸のそばつゆでうどんにも合うと思ったのは初めての経験。そういえばここはうどんもあったなー。
そしてまいたけ天。思ったほどデカくはありませんでした。舞茸の天ぷらってよりは舞茸のかき揚げって言った方がしっくりとくる感じでしょうかね。
木の葉みたいに薄くペラッペラで,単独で食べても「やっぱりな〜」という若干期待外れな感じが否めなくもありません・・・。
ところが!
その薄さゆえにみるみるうちにつゆにほどけていってしまう衣が,甘めのつゆと渾然一体となって織りなす美味さが秀逸!
言うなればたぬきそばのような感じになるわけですが,その一体感たるや素晴らしく,単体で食べたまいたけ天とは全くもって別物の美味さです。まいたけ天とそばつゆのマリアージュと言ったらさすがに大げさでしょうかね(笑)
危うくつゆを全部飲み干しそうになったのでした。クワバラクワバラ。
いやー美味しゅうございました。ごちそうさまでした!
まとめ
訪問した時間が17:30ということもあって,売切れだったらどうしようと一抹の不安があったのですが,無事に「まいたけ天そば」をいただけて良かったです。
舞茸の天ぷら自体は予想よりも随分と小さいものでしたが,全体としての完成度の高さに人気の一端を見た気がしましたね。機会があれば是非また伺いたいと思います。
(※ なお,以上の感想はあくまでも立ち食いそばとしてのレビューなので,これを見て行ってみようと思った方は,期待のし過ぎは禁物ですから念のため。)
DATA of 『おくとね』
- 住 所:東京都港区新橋2丁目20番15号 新橋駅前ビル1号館 B1F
- 最寄駅 :JR新橋駅から徒歩3分
- 電話番号:03-5568-3590
- 定休日 :土日祝日
- 営業時間:7:00~20:00