ANA新機材A321プレミアムクラス搭乗記/新プレミアムクラスシートをレビュー!
ANAの新機材Airbus321(エアバス321)ceo
先日の東京出張からの帰りの便で,ANAの新機材Airbus A321ceo(エアバス;A321ceo)のプレミアムクラスに搭乗する機会を得たので,そのフライトレポート(搭乗記)をお届けします。
東京で泊まりの出張だった場合,高知への帰りの便は始発便のANA561便で帰高することが多いのですが,この日はあえて1本遅いANA563便で戻ることに。
理由はただ1つ。
先の香港旅行から帰ってきた時に,高知便にもANAの新機材A321ceoが投入されていることを知り,近いうちにプレミアムクラスに乗ってみたいと思っていたところ,たまたまこの日のANA563便の機材がA321だったからであります(普段は563便はAirbus320もしくはBoeing737-800)。
こちらがプレミアムクラスのキャビンの様子。2-2の4アブレストが2列,合計8席がプレミアムクラスの設定です。
この便のプレミアムクラスの乗客は,私を含めて4人。それぞれが1A,1K,2A,2Kとお隣に誰もいないお席に座れるというのは高知便ならではの贅沢な利用状況ですかねー。
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A321ceo新プレミアムクラスシート
国内線では初となる電動シート
さてA321の新プレミアムクラスシート。
国内線では初となる電動シートが採用されています。
件の電動コントロールパネルがこれ。必要性はともかくとして“ save ” や “ recall ” 機能まで装備されています。
高知〜羽田便に投入されている従来型のプレミアムクラス,特にB737-800のリクライニングは,ボタンが硬い上に作動しないというトラブルも多かった気がするので電動化は大歓迎であります。
シートポケットも何やらスッキリ!
レッグレスト&フットレストが快適!
足元はこんな感じ。
従来型のプレミアムクラスシートに比べ,格段に素晴らしく改善されていたのが,レッグレスト&フットレスト。
これまでのものは,レッグレストの角度が浅くその役目をほとんど果たしてないと感じていましたが,このレッグレストは従来のものに比べて角度が深く,ちゃんと脚を“レスト” させることができて快適でした。
若干気になる点も・・・
そんな新プレミアムクラスシートですが,若干の不満というか気になる点もなくはないのです。
ここで今一度最初に掲載した写真を。何かお気づきでしょうか?
そう。隣の座席との間にあった仕切りと,ドリンクを置いたりするスペースが無くなってました。ドリンク用のスペースはともかくとして,隣席との仕切りがなくなってしまったのはどうなんでしょうねー?
この日はたまたま隣席が空席だったから良かったものの,他人が隣にいると少し気になるところかも知れません。
とはいえ,これまでのプレミアムクラスシートに比べかなり満足度が高く,個人的には国内線トップクラスのシートだと思います。
さすがにANA BUSINESS CRADLEだったBoeing B787-8には敵いませんけどね。
羽田発高知行きANA563便のPremium GOZEN(昼食)
せっかくなので,この日のPremium GOZEN(昼食)も紹介しておきますね。
この日のお品書き。
【壱ノ重】厚焼き玉子鰯銚子煮海老丸十レモン煮胡麻粥豆腐(刻み山葵醤油漬け)とうふちくわ(ねぎ),笹蒲鉾南瓜饅頭(ブロッコリー,赤パプリカ)くらげと胡瓜の酢の物
【弐ノ重】枝豆ととうもろこしご飯
503kcal
今年はすでにかなりの回数プレミアムクラスに搭乗してきましたが,常に東京発の下り便の方がカロリーが低いのは何ででしょうね?
東京発便にしては,久しぶりに彩りの鮮やかなPremium GOZENに当たった気がします。お味?そりゃもう美味しくいただきましたよ〜。
まとめ
A321ceoは,ANAのこの夏のサマーダイヤ(7月1日〜9月30日)においても,羽田発下り563便(11:25-12:50)と高知発上り566便(13:30-14:50)が不定期ながらも高知〜羽田間で運航される模様。機会があればまた搭乗したいと思っています。
でもそれ以上にこの夏ダイヤで注目なのは,高知〜羽田間にBoeing B787-8が再投入されること。
羽田発高知行563便(08:05-09:35)と高知発羽田行564便(10:15-11:35)がズバリそれです。こうなってくるとA321よりもB787への搭乗を優先させることになっちゃいますよねー。