航空ファンの聖地「航空博物館」訪問記(2)【シアトル旅行記Vol.13】
シアトル「航空博物館」訪問記の続編
前回は,Concorde(コンコルド)やBoeing VC-137B “Air Force One(エアフォース・ワン)”の機内を見学して大興奮した模様をブログ記事にしましたが,シアトル航空博物館の魅力はまだまだたっぷり!
ということで「航空ファンの聖地「航空博物館」訪問記(2)」行きます!
J.Elroy McCaw Personal Courage Wing
Air Parkでコンコルドやエアフォース・ワンの屋外展示を満喫した後は,J.Elroy McCaw Personal Courage Wingという館内展示にやって来ました。

J.Elroy McCaw Personal Courage Wing
こちらは,第一次世界大戦と第二次世界大戦期の航空機が展示されています。1階が第二次大戦,2階が第一次大戦。まずは,1階の第二次大戦時の展示から見て回ることにしました。

Messerschmitt Bf 109E-3
入ってすぐのところにMesserschmitt(メッサーシュミット) Bf 109E-3。言わずと知れたドイツ空軍の主力戦闘機。何だか墜落しつつあるような展示が印象的。
機体ごとに,こんな感じの説明書きがあって,1つ1つ丁寧に読みつつ見学を進めました。

Supermarine Spitfire LF Mk.IX
メッサーシュミットのライバル,イギリス空軍のSupermarine Spitfire(スーパーマリン・スピットファイア) LF Mk.IX。
スピットファイアと言えばバトル・オブ・ブリテンですね。救国の戦闘機として有名。
太平洋戦線。この表示はまたまた色々と考えさせられますね・・・。やはり歴史というのは,立ち位置・見方によって全然違うということ。特に戦争となると余計にそうなんでしょう。

Nakajima Ki-43-IIIa Hayabusa
帝国陸軍機もありました。中島一式戦闘機「隼」キ43-Ⅲ甲。
中島飛行機は,現在の富士重工業の前身。どうせなら零戦を見たかったような気がしなくもない。

General Moters FM-2 Wildcat
次いでアメリカ機も。General Moters FM-2 Wildcat(ワイルドキャット)。
零戦のライバルと言うべきか言わざるべきか。

Goodyear FG-1D Corsair
お次はGoodyear FG-1D Corsair(コルセア)。
知識として知ってはいても,いずれも目にするのは初めての機体ばかり。食い入るように見学したのでした。
まだまだ色んな航空機&展示もあったのですが,キリがないのでそろそろ話を2階に移しましょうか。

Lockheed P-38L Lightning
2階への階段から見るとこんな感じ。右側にLockheed P-38L Lightning(ライトニング)と,左にRepublic P-47D (F-47) Thunderbolt(サンダーボルト)。
ライトニングの下のスペースでは,大戦にまつわる各種パネル表示がされていました。
航空機を見ているだけでも存分に楽しめるのですが,ここは戦争展示という側面もあるので,第二次大戦(特に太平洋戦争)に興味がある(「興味がある」って言うと語弊があるかも知れないけど,ちゃんと「知る」ってことが大事だと思ってます。特に反対側(この場合アメリカ)の見方を知ることも!)身としては,二重の意味で航空博物館に来て良かったです。

Curtiss JN-4D Jenny Reproduction
そうそう。2階のお話。おそらく,Curtiss JN-4D Jennyと,

Sopwith Triplane Reproduction
Sopwith Triplaneのはず(いずれもレプリカ)。さすがにマニアック過ぎて分かりません。
館内のカフェWings Cafeでランチ
館内には『 Wings Cafe 』というカフェも併設されてました。

Wings Cafe at the Museum of Flight
博物館の見学に思った以上に時間がかかりそうなので,こちらで軽食を摂ることに。
よくよく見てるとなかなか面白い(アメリカらしい?)メニュー名(クリックすると画像が拡大するのでご参考までに)。BlACKBIRDとかTOMCAT TUNAとかCONCODEとか(笑)

「 HARRIER HOT DOG 」
シンプルに「 HARRIER HOT DOG 」($3.95)にしました。
渡されて唖然!シンプル過ぎるでしょ~(笑)
玉ねぎとかレリッシュを見つけて一安心。マヨネーズは何に使うんでしょうかね~?
カフェの外でいただくことにしました。ビールは「 Ranier 」($4.95)という地元のもの。
結局Taxを入れると合計で$9.75のランチ。はっきり言って高いです。

Lockheed 1049G Super Constellation
とは言え,視線の向こうには名機Lockheed 1049G Super Constellation(スーパー・コンステレーション)。心地よい風に吹かれつつ,とても優美な機体を眺めながら,ビールのお供にホットドッグを頬張る。何気に贅沢なランチかも知れません。
戦争展示を見た直後だけに余計に思う。こんなに平和でいられることが何て幸せなことか。
まとめ
とても見物し甲斐のあるThe Museum of Flight(航空博物館)。2回ではレポしきれませんでしたね(苦笑)。という訳で「航空ファンの聖地「航空博物館」訪問記(3)【シアトル旅行記Vol.14】」に続くのです。次回で何とか終わらせます!
なお,今回のシアトル旅行記のまとめ(目次)はこちら(↓↓↓)から。